今回はWebページのベース
HTMLのコードを書くためのルールと用語を解説していきます
はじめはきっと、なんのことやらさっぱりわからなくて戸惑うと思います
でもHTMLの書き方のルールはそれほどむずかしくないです
HTMLにはじめてふれる方にもわかりやすく説明していきますね
HTMLってなんだろうね?
わかるとますますおもしろいよ♪
初心者さん向け♪HTML入門
HTMLというのはWebページの骨組みみたいなものです
Webページを一軒のお家に例えると
HTMLは、柱や梁・壁で仕切ったお部屋の割り付けで、お家の構造そのものという感じです
お家は構造のままでも雨風しのげるけど、やっぱり見栄えもさせたいですよね
次回に説明するCSSというもので、お家に壁紙を貼ったり照明をつけたり、ステキな家具を置いたりしておしゃれに仕上げていく感じです
HTMLは「エイチティーエムエル」とそのまま読みます
Hyper Text Markup Languageの略で
「マークアップ」したコンテンツを、
「ハイパーテキスト」でつなぎ合わせる、
コンピューター用の「言語」という意味です
???ですよね
説明していきますね
HTMLってなに?
たとえば、
「桜がキレイに咲いた!Webページを作ってみんなにお知らせしたい!」
という場合
・ここは文章で説明するところ
・ここは画像をみてもらおう
・ここはわかりやすいようにリストにしよう
・おもしろくてためになるページが他にあるから紹介しよう
というコンテンツを準備したとします
人間の目で見れば、これは写真だな、とか箇条書きの説明だなということがぱっと見てわかると思うのですが
コンピューターはそれが何なのかわからないのです
Webページというのは、コンピューターが書かれた言葉の意味を読み取り、ブラウザに表示させるものです
そこで人間の言葉をコンピューターが理解できる言葉に書き換えて、ファイルとしてまとめておく必要があります
これがHTMLです
HTMLとは
人間の言葉をコンピューターが読みやすい言葉に変換してまとめたもの
ということです
つぎはHTMLの用語の説明だよ
ハイパーテキストってなんだ?
Hyper Text Markup Language
ハイパーテキストというのは、文字に関連性を持たせたり結びつけたりすることです
文字の関連性というのは、テキスト(文字・文章)をクリックすると
- そのテキストに関係のあるページに移動をしたり
- 説明文を表示したり
といったインターネットではおなじみの仕組みのことです
「ここに写真を貼るよ」「動画のある場所はここだよ」という指示をして関連性を持たせると画像や動画も表示することができます
マークアップってなんだ?
Hyper Text Markup Language
Webページに書かれているテキスト(文字・文章)や表示される画像は、タグという目印を使って書かれています
たとえばこんなものです
<div>
<h1>こんにちは!</h1>
<p>HTMLの練習をしましょう!</p>
</div>
ここでは
”<h1>こんにちは!</h1>”
の部分が「見出し」の目印
”<p>HTMLの練習をしましょう!</p>”
の部分が「段落」の目印
タグという目印に囲まれて意味を持った文字が
「見出し」とか「段落」というページのコンテンツとしてブラウザに表示されるのです
これがマークアップです
つぎはHTMLの書き方のルールです
HTMLの超基本!
大前提!
知ってておいて欲しい初歩の初歩をまとめているよ
HTMLを書いてみよう!
HTML用語の説明と書き方
タグ
タグとは
Webページをブラウザに表示させるために、テキストに意味を持たせる目印
です
タグには
『開始タグ「<>」』と
『終了タグ「</>」』
があります
この例では、<h1>が開始タグ
”こんにちは!”の後の</h1>が終了タグです
終了タグには「/(スラッシュ)」がつきます
要素(Elements)
要素というのは
「開始タグ<**>」と「終了タグ</**>」で
はさんで囲まれたかたまりのこと
です
言い換えると
ふつうの文字や文章がタグで囲まれると要素
になります
<**>○○</**>の 『○○』の部分はコンテンツといって、情報の内容です
文章だったり、画像だったり、リンクだったり
つけるタグによって要素の役割が変わります
Webページに表示したい情報の内容によってつけるタグを選択します
たとえば
<p>○○</p>
この「p」は『段落(paragraph)』という目印です
<p>○○</p>で囲まれた部分は
『p要素』といって
『文章のまとまり』という役割を持ちます
<h1>○○</h1>
この「h」は『見出し(headline)』という目印です
<h1>○○</h1>で囲まれた部分は
『h1要素』といって
『見出し』という役割を持ちます
属性と値とは
属性というのは
タグがどのような動作をするのか指示する役目をします
タグ(要素名)にいろいろな情報をもたせるよということです
タグに追加の設定をしているという目安にもなります
値というのは
追加設定の具体的な指示の内容です
タグに名前をつけるという感覚です
よくわからないと思うので例を挙げて説明しますね
divとはグループを作るときによく使う要素名です
divで作るグループ(div要素)はHTMLファイルの中でたくさん作ることができます
そのdivのグループごとにいろいろ情報を設定することができます
ですがdivのグループがたくさんできてしまうと
「このdivタグのグループにはどんなことが書いてあるんだけ?divタグだらけでわけがわからない???」となってしまいます
その分類のためにdivタグに名前を付けてあげるという感じです
<div class="training">
<h1>こんにちは!</h1>
<p>HTMLの練習をしましょう!</p>
</div>
<div class="challenge">
<h2>HTMLはWebページの骨組みです</h2>
<p>おもしろいWebページを作ろう</p>
</div>
ここではふたつのdivのグループがあります
ひとつは「training」という名前のついたグループ
もうひとつは「callenge」という名前のついたグループです
『class属性』はCSSというWebページを装飾するファイルで、文字の色やレイアウトなどをするときに使う属性です
おなじdiv要素ですが、CSSファイルで「training」と「callenge」でそれぞれの別の装飾をすることができます
HTMLのタグは単体で使われることはほとんどありません
『タグ(要素名)+属性+値』とのセットで使われることがほとんどです
HTMLファイルの構成
HTMLファイルはコードの書き方にルールがあります
下のコードを例に確認していきましょう
<html>
<body>
<div>
<h1>こんにちは!</h1>
<p>HTMLの練習をしましょう!</p>
</div>
<div class="training">
<h2>HTMLはWebページの骨組みです</h2>
<p>おもしろいWebページを作ろう</p>
<p>どんなものができるか<span>ドキドキ</span>しますね</p>
<p>作る楽しみを味わいましょう!</p>
</div>
</body>
</html>
すべてのコードは
<html>・・・</html>の中に入れて書きます
<html>要素の中に<body>要素を書きます
Webページのコンテンツは
<body>・・・</body>の中にすべて書きます
この例では
・<div>要素
・<h1>要素
・<h2>要素
・<p>要素
などのタグで目印をつけてコンテンツを書いています
つぎはHTMLを書いているときに
よく使うタグの紹介だよ
よく使うタグ
HTMLで頻繁に使うタグを一覧にしています
HTMLのタグは100個以上あります
その中でも、もっともよく使うタグをまとめました
<h1>:見出しをつくる
<h1>***</h1>
h1〜h6まであります
数字が少いほど重要度は高くなります
おもにh1タグはコンテンツのテーマ、タイトル
h2〜h6は本文の見出しとして使われます
見出しの目的はコンテンツを区切って読みやすくわかりやすく伝えることです
<p>:段落を作る
<p>***</p>
コンテンツの中身です
文字、本文は<P>タグに書きます
<a>:リンクを貼る
<a href=”URL”>***</a>
<a>***</a>タグで囲ったテキストがリンクになります
リンクの飛び先指定は、href属性を追加します
URLの部分に表示させたいリンクを書きます
例)
<a href=
“https://aoi-challenge.github.io/code-challenge/“>
Codeチャレンジブログ@self made
</a>
<img>:画像を表示させる
<img src=”画像のある場所”>
imgというのは「image」の略です
src属性で別の場所に保管してある画像ファイルを読み込みます
“画像のある場所”を指定して表示させたいリンクを書きます
テキストを囲む必要がないため終了タグはいりません
“画像のある場所”にはふたつの指定のしかたがあります
・http//で指定する
(=絶対パスといいます)
・HTMLファイルがある同じフォルダの中を指定する
(=相対パスといいます)
<li>:リストをつくる
<ul>
<li>**</li>
<li>**</li>
<li>**</li>
</ul>
リストの表現のしかたを決めて、その中にリストにしたいテキストを書きます
入れ子構造(階層)にして書いていきます
<ul>は黒点で表示
・***
・***
・***
<ol>番号(連番)で表示
1.***
2.***
3.***
<li>**</li>
ここで箇条書きにしたいテキストを囲みます
入れ子構造にするには<li></li>の部分をインデント(字下げ)します
まとめ
「タグ」という言葉がたくさんでてきましたね
HTMLというのは
文章に目印をつけて、意味を持たせてコンテンツをブラウザに表示させる
というコンピューター用の言葉です
タグを使えるようになることは、HTMLの書き方をマスターするはじめの一歩ということです
タグにはたくさんの種類があるけど、よく使うものはそれほど多くはないです
何度か書いていくと書き方のコツみたいなものがわかってくるので、まずはいろいろ書いてみましょう!
次はCSSの入門編です
ここまで読んでくれてどうもありがとう♪